S13シルビア・オールペイント・あちこちのシーリング除去 #5
つづきです。
車体を構成する鉄板の継ぎ目にあるシーリングを除去していきます。
今回は画像が多い上にどれも同じに見えるものばかりで
しかも、地味で全然面白くないと思います(笑)
一般的なシーリングの寿命は5年~10年くらいで例外的に永久的な性能を持つ製品も
存在するのかとは思いますが、目で見てヒビが入っていれば寿命なんだと思いますので、
痛んだシーリングを除去して、新しいシーリングでしっかりと防水、防錆してから
上塗り塗装前の下地を作ります。
新車から25年も経つ庶民派の国産スポーツカーのシーリングに永久的なシーリング剤が
使われている可能性は全くもってゼロではないと思いますが、
ひび割れているシーリングは新しくしていきます。
はあ~~~。めんどくせーなーって思いながら撮った画像。
カウルトップカバーを外したところですがスゲー汚い。。。
エアコンのコンデンサーも外さないと。。。 アルミパイプも腐食して見栄えが悪いねえ。
フロントフェンダーの向こう側ですが、錆もあるし汚れも溜まっています。
ホイルハウスも所々錆びてるし手間が掛かりそうです。。。
エンジンルームのバルクヘッドの角です。大きく割れてますねえ。
錆が出ている部分も同時に除去していきます。
作業は全然面白くないです(笑)
ちょっと休憩のところ。
ドアヒンジがくっつくところです。
年式相応に傷んでますね。
フェンダーの裏側のロッカーパネルの接合部はシーリングされてないんですね。
錆を落としたらここも流しておきましょう。
ここもこんなもんでしょうか。
錆はベルトサンダーとリューターで、シーリングはノミと彫刻刀で落とします。
フェンダーを取り付けるボルト穴の周辺がまだ甘いですね。
助手席側もだんだんキレイになってきました。
下側もまだ途中ですが、もう飽きてきて帰りたくなってきている頃ですかね(笑)
だいぶ進んで全体がキレイに見えてきましたかね?
ステップカバーの座るところの錆びを落としているところです。
ここはトランクです。パキパキになってます。
ガラス屋さんにリアガラスを外してもらったのでスッキリ作業できます。
キレイになったところ。
次は給油口です。ここは彫刻刀でガジガジやっている最中ですかね。
これからシーリングの前に鉄板の素地が出ている部分に防錆用の
サフェーサーを塗布していきます。
白い塗料が防錆用のサフェーサーです。
バックパネルはこれからお掃除するところです。
あたりまえですが汚れがたくさん溜まっています。
テールランプのブチルテープ跡もキレイに除去しましょう。
お掃除が済んだとこですかね。
ここで一旦サフェーサーを入れます。
キレイになりました。
給油口も簡単にマスキングして。
サフェーサーが入ってキレイになりました。
ものすごく分かりづらいんだけど、それから何日か経ってサフェーサーの乾燥後に
シーリングを流したところです。
そしたらもう一回サフェーサーを入れておきました。
次は前回りです。辛かった作業もあともうちょいですかね。
シーリングも流したし次はサフェーサーを一面に塗布します。
全体図。。。
おーーー。 補修部分が一色に染まると清々しいですね(笑)
正面からの図。キレイですね。
これで下地が完成!だったらいいんだけど素地の塗装がかなり傷んでいましたので、
表面を軽く均してからもう一膜入れるつもりです。
横から見たところもスッキリしましたね。
画像だとキレイに見えますがところどころにガサついている所があるんですよね。
フィニッシュのサフェーサーに向けてガサついている所と全体を均していきます。
小さなキズとかで塗装が欠けていたところなどには拾いパテをします。
全体の均しが終わったところです。
で、フィニッシュのサフェーサーを塗り終えたところです。
ネズミ色の似たような画像ばっかりで進捗が分かりづらいものばかりだと思いますが、
前回りの下地作業でもこんな感じの工程が必要となりました。
カウルトップの中の錆もしっかり落としてサフェーサーも厚めに塗り込みましたんで、
古い車の錆が気になってくるような弱点らしいところは大体潰したハズです。
今回の“S13シルビア・オールペイント・あちこちのシーリング除去 #4”っていうのだけで、
使った画像は47枚。そして何よりな地味な作業工程。。。
工賃は作業時間というより、作業日数ですかね(笑)
計算すると今回の下地分だけで料金はいくらになっちゃうんですかねえ(笑)
怖いですねえ(笑)
つづきます。
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