PS13シルビア エンジン吹け上がりが悪く、重い

PS13シルビアのトラブルシュートと愛車の健康診断の依頼を受けました。
 
「ちょっとした上り坂でアクセルを軽く踏んでいくと、吹け上がりが止まるところがある。」
 
とのことで試走します。
 
吹け上がりが悪くなるどころか、症状が出てからスロットルを開けていっても
 
エンジンが無反応で速度がどんどん落ちてしまうくらい 分かり易い状態です。
 
 
 
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まずは愛車の健康診断から始めて、全体のコンディションをみます。
 
主にエンジンルームから点検します。
 
 
 
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エンジン圧縮、アイドル時の点火時期、エアフロ電圧などの動作は、しているようです。
 
 
 
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センサー異常を調べると『 ノックセンサー系統の異常 』が出ていましたが、
 
履歴消去すると正常となりました。
 
個人的にはあまり気にしていませんが、こちらのオーナーさんに尋ねたところ、
 
ディーラーさんでは、ノックセンサーを交換すれば直る可能性があるとお聞きしたそうです。
 
こちらの点検は不具合が出た時にチェックすることにします。
 
 
 
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症状の出るのは2000rpm辺りから、負荷はブースト0k付近です。
 
診断機のログを見たところ、そこまで来ると、アクセルを8割以上踏み込んでも、
 
エアフロ電圧と燃料噴射時間、点火時期が止まります。
 
どの順序でそれらのパーツが出している信号が発生しているか考えます。
 
きっかけはエアフロ電圧から、ということで点検します。
 
 
 
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エアクリボックス内です。社外品のエアクリーナーが劣化して、スポンジ部が吸い込まれていました。
 
これらのカスがセンサー部に詰まっていることを疑い、分解します。
 
 
 
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エアフローメーターです。ホットワイヤー部に汚れが付着していたので清掃致します。
 
 
 
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焼き付いたような感じで結構しつこかったですが、キレイに汚れをとり除きました。
 
 
 
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エアクリーナーは新品と交換し、外した部品を車体に戻して試走点検をしたところ、
 
エンジンは気持ちよく吹け上がるようになりました。
 
 


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