ER34スカイライン エンジン点検
お疲れ様です。
今朝は少し早く起きたので、自分で朝食を作ったミノワです。
賞味期限の近い卵がいくつか残っていたので、オムライスを作って使いきりました。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
今日の僕は、ER34スカイラインのメンテナンスを致しました。
オーナー様から、『エンジン水温は低いのに、 油温が上昇してしまった 』との連絡がありました。
お車を預かり、エンジンルームを点検したところ、
ヒーターコアのホース接続部分が劣化し、破損しています。
そこからクーラント漏れがあったことが分かりました。
いきなり冷却水が漏れ出すと、水温計では高温を示さず、正確な温度が測定できないようです。
油温計が装備されていたことで異常に気付かれたとのことでした。
ヒーターコアに水を回さず、エンジンを点検できる状態にします。
高温にさらされたエンジンブロックには歪みが起きることがありますので、
ガスケット抜けや圧縮圧力の低下がないかを点検します。
まずは、ヘッドガスケットリークテスターを使用した調査から始めます。
ガスケット抜けがあった場合、テスター液の色が青色から黄緑色へと変色しますが、
今回は変色が見られなかったので、ヘッドガスケットの抜けは無いと思われます。
次に、エンジンコンプレッションを測定します。
6気筒共に基準値をクリアし、その数値にばらつきも無く、エンジンは正常な様でしたので、
後日、ニップルの折れてしまったヒーターコアの交換作業に続く予定です。
最近、ゲームのコントローラーの調子が悪く、誤作動を起こす様になってきました。
近いうちに新調しようと思います。
それでは皆様、失礼致します。
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