180SX ファイナルギア変更によるスピードメーター誤差を修正

先日ファイナルギア交換をした180SXです。
 
ギア交換により生じるスピードメーター表示の誤差をSMCという部品を使って補正します。
 
こちらの製品は、タイヤの外径差による
 
メーター表示のズレを補正する目的で用いられているようですので、
 
今回のようにファイナルギアを変更した場合でも、
 
同様な考え方で誤差を修正できそうです。
 
 
 
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まずは基準値としてコントローラーの取り付け前に現状を把握しておきます。
 
3速ギアで40km/h時には、2300rpmであるということと、計測器との誤差を記録ておきます。
 
 
 
また、取り付けに関してですが、
 
説明書によると「ECU~メーター間で信号を変換・・」とありました。
 
今回装着する車両、180SXの場合には、
 
車速信号は、結果をメーターからECUに送るだけなので、
 
車速補正は「センサーとメーターの間」で変換するという理屈で装着しました。
 
 
 
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結線が終わりましたので、10段階のスイッチチャンネル3個を使って調整します。
 
試してみると、チャンネルをそれぞれ1、0、0で純正値を示すことが分かりました。
 
「しっかりと装着していても、ユニット内で信号の受信がうまくいかないと、
 
スピードメーターが動かない時があります」とメーカーさんから説明を受けておりましたが、
 
確かにその様で、取り付け後、
 
もしくはエンジンを止めてでの調整(走行中の調整は可能でした)後には、
 
ユニットに分かりやく信号を送るため1回だけ高めの反応を出さないと
 
(軽い急発進のような行為とか)、その後ずっとメーターは動きません。
 
この癖?と特性は掴めましたので、ファイナルギア比から、チャンネル値を決めます。
 
 
 
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DSC04814
 
基準を1、0、0として、今回使ったギア比の変化率で113.5と出ましたので、
 
1、1、3と1、1、4で計測し、試します。
 
1、1、3で、概ね狙ったスピードになりました。
 
これでファイナルギア変更によるスピードメーター誤差が解消できました。
 
 
 
この後は、作業中から気になっていたトランスミッションからの異音の点検修理に入ります。
 
 
 


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