愛車の健康診断と一緒に、トラブルシュートの依頼も受けたS15シルビアです。
「最近バックタービンの音が聞こえなくなり、加速も鈍くなった」ということで預かります。
ブースト計が装着されていないため、
テスト用メーターを装着してどのくらい圧力がかかるか計測します。
試走したところ、ブーストが掛かっていないことが分かりました。
圧力配管はきちんと接続されています。
ターボの圧力制御するアクチュエーターが稼働していないようでしたので、
その周辺部品を外してみたところ・・・
ロッドが外れて圧力が掛かっていないことが分かりしました。
こんな感じで、スイングバルブが開きっぱなしになっていました。
ロッドを抑えるためのこのクリップが脱落したようです。
正常な状態に戻したところ、ブースト圧も上がり、
加速も鋭く、元通りになりました。
タービン交換ではなく、すぐに治って良かったです。