サーキット走行を一緒に楽しんでいる仲間の一人が、走行中に突然エンジンが停止してしまいました。
車両は日産シルビア、SR20エンジンです。
その場でどうこうできないので、お店まで運んでから点検、修理することにしました。
セルモーターは回ります。燃料が送られていないかとも思いましたが、そちらも正常動作しています。
いろいろ調べたところ、スパークプラグが着火していませんでした。
プラグ自体は良好です。点火コイルもイグナイターも正常でした。
エンジンヘッドにクランク角センサーと部品が装着されており、
そのユニット単品で点検したところ信号が出力されておりませんでした。
代用品に交換したところ、一発でエンジンを始動することが出来ました。
今までこの部品の異常でエンジンの調子がおかしい、もしくは掛からないということがなかっただけに
珍しいトラブルだと思いました。
この方のシルビアは、通常よりエンジンの使用回転数が高い(常用8000rpm以上)です。
高回転を多用するエンジン仕様に起こるトラブルなのでしょうか。