つづきです。
左右ドアの塗装の除去と板金をします。
外したドアですが、とても重たい。。。
あんまり持ち歩くものじゃないけど一人では外せないし、持てない重さです。
片側何kgくらいあるんでしょうか。
組付けの際、元の状態が分からなくなっちゃいけないんで、
ところどころ画像を撮ってます。
汚れと錆で見苦しいです。
お掃除だけでも大変です。。。
細々脱着してちょっとすっきりしたところです。
シーリングはあちこちにヒビが入っていますし、寿命でしょう。
彫刻刀で少しずつ除去していきます。
直ぐにイヤになって休憩。
ヒンジを外しました。
面白くないシーリングの除去が終わってあちこちの錆を落としたところです。
キレイになりましたね。
ここで防錆用のサフェーサーを塗ります。
今はシーリングがない状態。
分かりにくいと思いますが、グレーのシーリングを流したところです。
シーリングの乾燥後に少し広めに軽くサフェーサーを塗っておきました。
表面に取り掛かります。クリヤーとメタリックの層を除去します。
研磨にはお気に入りの ” コンパクト・ツールのギアアクションサンダー ” で。
シングルやダブルアクションとはちょっと仕組みが変わっていて何とも説明しがたいんですが、
ボクは気に入っています。価格がちょっと高かった気がします。
パテの向こう側に板金痕が見えてきましたね。
長いです(笑)
ちょっと寄ってみました。
大体剥ぎ終えたところです。この後板金の詰めが甘いところを少し仕上げます。
パテつけの前に防錆用のサフェを塗った後に従来のサフェを塗布してしばらくの乾燥待ち。
乾燥後にパテつけを始めます。まずは固い板金用から。
”パテ→面出し確認用のサフェ→研磨”を繰り返しながら進めます。
ドアの前後の端から端までが昭和の設計とかデザインの関係か、平らに見える面の中であちこちに
ゆったりとしたヒズミがあって、それが気に入らないんでほんの少しポジの面に整形しています。
ほんの少しポジにする意味が分かる人は機会があれば一緒にお酒でも呑みましょうw
ネガとかポジとかどちらでもないような面はだらしないんで困りますね(笑)
一段落ちているプレスラインも整形中。
やっぱこうなっちゃうよねえ(笑)
精度を上げるために工夫をしているところです。
まだ途中。
反対側も。
やっと仕上げ用のサフェが入れられる状態になりました。
これで下塗りまでは完成です。
ネズミ色の苦労して仕上がったこの画像を見ると切なくなるね(笑)
感動も何もあったもんじゃない。
何日もかけてやっと出来たのにさあ。
色気も何も保存なんかする気なんか全く起きない。。。
まーそんなもんですわ(笑)
で、錆び付いたドアヒンジを。
キレイに錆を落として。
錆止めとサフェーサーを入れて次の出番が来るまでしばらく放置です。
続きます。