S13シルビア・オールペイント・トランクフロアとバックパネルの板金修理 #3

つづきです。
 
 
 

エンジンルームは同色で塗装しますので邪魔になるエンジンと周辺部品を
 
メカニックに降ろしてもらいました。
 
 
 

 
リアバンパーを外したらバックパネルに錆が浮いている部分がありました。
 
燃料タンクも変形していますね。
 
オーナーさんに聞いたら、いつだったかバックしている時に何かに乗り上げちゃったって言ってました。
 
バックしている時にってとこの、バックでっていう ”で” が入ると意味が全然変わってくるね(笑)
 
そういえば小学生だった頃かな? 百恵ちゃんの歌でバックプレイパート2みたいなのもありましたね(笑)
 
2セット目かな~って絵が浮かんでくるね(笑) 下ネタはいらないよねw
 
 
 

 
トランクルームから覗くと錆が結構進行していますね。
 
シーリングの裏まで回っちゃってるからシーリングをノミとか彫刻刀で除去していきます。
 
 
 

 
エアツールなんか使って、ガーってやっちゃうと手っ取り早いんだけど、
 
浮き錆なんかがあるところだとダメージが入りすぎて鉄板がいなくなっちゃったりするんで、
 
優しくなるべく手作業でやってあげたいですね。
 
腰を曲げて作業するので、時間がかかる分その代わりに作業者の腰にダメージが入りますが(笑)
 
 
 

 
錆がまだ残っている途中の作業画像ですが初見の見た目より酷いですね。
 
経験上大体こんなもんだと思ってましたが・・・。
 
 
 

 
外したこの部品ですが新品ではもう出ないんだって。。。
 
トランクフロアから燃料タンクを吊るす為の金具なんだけど再利用するには
 
この錆をちゃんと落とさないといけないかと思うとイヤになるね。。。
 
 
 

 
ここはもうあれだね。痛んでいる鉄板を切り取って新しくするしかないね(笑)
 
 
 

 
こういうのは苦手なんだよねえ。。。
 
 
 

 
痛んでいるところから少し大き目にカットして型紙に罫書いたところです。
 
 
 

 
カットしてあてがってみます。
 
 
 

 
型紙の段階では最高の仕上がりです(笑)
 
 
 

 
鉄板はボンデ合板を使い、同様にカットします。
 
 
 

 
本番の鉄板でも素晴らしい仕上がり!(笑)
 
でも溶接が上手く出来ないとしょうもないんだよねえ。。。(笑)
 
 
 

 
バックパネルの方もピッタリだね。
 
 
 

 
パーフェクトな溶接をしたはずの直後の画像が無くて余分をグラインドディスクサンダーか
 
なにかで削って仕上がっちゃてるのはなぜなのか(笑)
 
 
 

 
こっちも仕上がっちゃてるね(笑)
 
 
 

 
スペアタイヤが乗る辺りも点々と錆が浮いていたので落としている最中の画像です。
 
 
 

 
バックパネルはサフェーサーが入ってキレイに直りました。
 
 
 

 
トランクフロアの錆が無くなったのでサフェーサーを入れます。違和感もなくキレイになりました。
 
次はサフェーサーが乾燥したらシーリングをしてここの部分の修理は完了です。
 
サビサビだった金具もきれいにしてから取り付けましたよ。これはホントに画像の撮り忘れですよ。
 
ボクはたまにしかウソをつかないんで信じてください(笑)
 
つづきます。
 
 
 


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