ホンダ バモスを預かりました。
「エンジンチェックランプが点灯してからエンジンの調子が悪い」ということです。
「任意保険のレッカーサービスをお使いになれば……」と声を掛けたのですが、
依頼手続きが面倒ということでゆっくり自走にてご来店いただきました。
使用用途は通勤、買い物ということでしたので、エンジンは酷使されていない様子です。
本体の機械的な異常ではなさそうです。
エンジンチェックが点灯しているということはECUに何かしらの情報が届いているはずです。
そんな時にはOBD診断機を接続すると答えがすぐに見つかります。
3番シリンダーが爆発できていないということでしょうか。
損傷部品の点検をするためエンジンルームを覗いてみます。
バモスのエンジンルームは荷室の中央部、カーペット下にありました。
大き目な鉄板の蓋があり、そちらの4隅にあるボルトを外せばエンジン上部が見渡せます。
コイルかプラグか、どちらが故障しているかという予測で
コイルの差し込み場所だけ交換して試します。
×の付いている点火コイルに異常が出ていることが分かりました。
純正部品を新調して対処します。
エンジンチェックランプも消灯してエンジンの調子も良好になりました。
併せて点火プラグも交換しておきました。