愛車の健康診断と車検メンテナンスのご依頼をいただきましたGDBインプレッサです。
GC8インプレッサのお客様からの紹介で
事前にご来店いただき作業内容や日程の打ち合わせ、
そのほか雑談を交えてお話しできました。
初めての作業のご依頼、ありがとうございます。
オーナーさまのご要望で
「現在の車のコンディションを知りたい。」とのことでしたので
当店オリジナルの「愛車の健康診断」を施工します。
この診断は車検点検項目よりもう少し深いところまで測定や調整ができますので、
スポーツカーの状態把握にはおすすめできるメニューとなっています。
ボディ外観、下廻りやエンジンルームを見る限り、
何年かの間、大事に手を施してきた様子がうかがえました。
弱っている樹脂系パーツは新品交換で対処できているようで、
熱劣化しやすいゴム製部品はシリコン製に変更し硬化対策済みでした。
クラッチフルードです。
油脂類は交換の目安が分かりづらいみたいですね。
白いカップ内の液体が変色し始めたら交換されると良いと思います。
今回は交換しておきます。
タペットカバーパッキンも経年劣化のため、エンジンオイルの滲みがありました。
水平対向エンジンの場合ヘッドの下側にエキゾーストマニホールドがあるため
熱によるゴム、樹脂製品の傷みが早い気がします。
エンジンオイルエレメントもエキマニに囲まれたロケーションです。
エレメント上部にある温度、圧力のセンサー類などは移設できるといいですね。
ECU内部に残るエラーコードとセンサーの動作状態を点検します。
エラーコードはチェックランプが点灯していなくても残っている場合があります。
エラーの履歴を全消去して試走後に再度発生していないかをチェックします。
点火タイミングは規定値でが出ていましたので良好です。
圧縮も4気筒揃ってコンディションは良かったです。
下廻りも含めて全体的に整った状態でしたので、車検も問題なくパスできました。
今後のメンテナンスの指針を示した診断書もお渡しできましたので、
そちらを参考にして少しずつ手を入れていけば、長く付き合えるよいお車だと感じました。
大事に乗ってください。
当店では、このような「愛車の健康診断」や
「トラブルシュート」などもお受けしております。
どうぞお気軽にご相談ください。
