Lightning Blog

ER34スカイライン エンジンチェックランプ点灯

愛車の健康診断と併せて行ったトラブルシュートです。
 
ER34スカイラインGTターボ、キレイなお車です。
 
「エンジンチェックランプが点灯していた」ということです。
 
走行していて問題を感じるわけではありませんが、
 
点灯する原因を調べて必要であれば修繕をお願いされます。
 
 
 
DSC01389
 
こちらのお車は先月に納車されたばかりということもあり、
 
このことをオーナーさんが大阪の販売店さんに問い合わせたところ、
 
部品、費用の面倒は見てくださる話で纏まります。
 
 
 

 
預かったときには警告灯は消灯していました。故障履歴も見えません。
 
通常ですと『異常なし』となるところですが、
 
オーナーさんが『警告灯が点灯していた』というのですから、何か起こっているんでしょう。
 
診断機で各センサの電圧特性を点検してみます。
 
 
 

 
気になるところがありました。
 
エンジン回転を上げてもO2センサー電圧が0.3V固定していて動きません。
 
 
 

 
通常は0~1.0Vの間でを行き来するはずですので、
 
O2フィードバック制御がなされていない可能性があります。
 
 
 

 
O2センサーの動きが悪いということで、販売店さんに補修部品を送っていただきました。
 
 
 

 
取付けます。
 
 
 

 
エンジンの動きと排気のガスのO2濃度に応じてセンサーが反応するようになりました。
 
 
 

 
程々に試走し正常動作を確認できたのち、オーナーさんにお返しします。
 
ご自宅まで走っても、チェックランプの点灯は見られなかったようです。
 
これで、エンジン低中回転の走行フィールや燃費なども回復されると思います。
 
 
 

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