ER34スカイライン エンジンチェックランプ点灯
愛車の健康診断と併せて行ったトラブルシュートです。
ER34スカイラインGTターボ、キレイなお車です。
「エンジンチェックランプが点灯していた」ということです。
走行していて問題を感じるわけではありませんが、
点灯する原因を調べて必要であれば修繕をお願いされます。
こちらのお車は先月に納車されたばかりということもあり、
このことをオーナーさんが大阪の販売店さんに問い合わせたところ、
部品、費用の面倒は見てくださる話で纏まります。
預かったときには警告灯は消灯していました。故障履歴も見えません。
通常ですと『異常なし』となるところですが、
オーナーさんが『警告灯が点灯していた』というのですから、何か起こっているんでしょう。
診断機で各センサの電圧特性を点検してみます。
気になるところがありました。
エンジン回転を上げてもO2センサー電圧が0.3V固定していて動きません。
通常は0~1.0Vの間でを行き来するはずですので、
O2フィードバック制御がなされていない可能性があります。
O2センサーの動きが悪いということで、販売店さんに補修部品を送っていただきました。
取付けます。
エンジンの動きと排気のガスのO2濃度に応じてセンサーが反応するようになりました。
程々に試走し正常動作を確認できたのち、オーナーさんにお返しします。
ご自宅まで走っても、チェックランプの点灯は見られなかったようです。
これで、エンジン低中回転の走行フィールや燃費なども回復されると思います。
« 前の記事:180SX アッパーアーム、トーコンアームピロボール交換 を読む
次の記事:180SX アッパーアーム、トーコンアームピロボール交換2 を読む »