「エンジンチェックランプが点灯したり、しなかったりを繰り返すので点検修理してください。」
とのことで、お車をお預かりしました。EP3シビックタイプRです。
診断機を使って点検してみます。
OBD2診断コネクターからのエラーコードにより、「LAFセンサーの異常」と出ました。
センサーの故障でこのように表示されるようです。
チェックランプは消灯していますが、故障履歴は残っていました。
センサーを交換して対処します。
LAFセンサーはここにありました。
良く言うO2センサーのようなもの、という解釈をしていましたが、
少しだけ、意味合いが違うようです。
LAFセンサーは、排出ガス中の酸素濃度と未燃ガス濃度からエンジン内の燃焼空燃比を検出するもので、
O2センサーは排出ガス中の酸素濃度を検出するとのことです。
形状はそっくりですが、作動温度域と検出信号が違うようです。
今回は、高温時に作動して異常信号の出ているLAFセンサーのみ交換することにしました。
装着完了後に異常信号履歴を消去します。
チェックランプの点灯はなくなり、
正常にセンサーから信号が送れるようになったと思われます。
これでまた高回転まで気持ちよく使えるようになりました。