アコードへ大径ブレーキローターを装着する作業の続きです。
前回までに、各部の寸法が採れましたので、
ここからは、実際に加工と欲しい部品は製作します。
純正部品を外して加工を始めます。
取付寸法さえ出してしまえば、作業としては、加工以外は、取付けるだけのシンプルなものです。
キャリパーフレームです。これは無加工というわけには行きそうにありません・・・
ナックルとの接合部への穴あけ1か所に雌ネジを切り、オフセット合わせのための面切削加工と、
台座として使うワッシャーのような薄いカラーを作り、平衡を保ちます。
これは、ローターとハブの隙間を埋めるスペーサーです。
ブレーキディスクのセンタリングに使用します。
これがあれば流用ローターでも、今後の消耗交換時に無加工で簡単に交換できます。
社外アルミホイールを付けるときに使うハブカラーのようなものです。
追加のブラケットは、こんなにかわいいもの一つ追加するだけです。
材質も強度の出るものを選びましたので、これでも十分に合成はあると思います。
フロント左右は、これだけ加工して、作れば、あとは取り付けて終わりです。
取付が簡単でメンテナンス性が良く、制動力とコントロール性の高いブレーキシステムになりました。
キャリパー交換なしで取り付けられるためコスパも高いと思います。
また、リアに使用しているインスパイア用ローターとの拡大比率も近くなりましたので、
前後のブレーキバランスも良く取れていると思います。