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BNR34 GT-R カーボン・ボンネット修理 WV2 その4 完成

つづきです。
 
 
 
DSC03597
 
今度はカーボン部分にクリヤーをのせていきます。
 
外周にマスキングをしましょう。
 
 
 

 
パラ吹きの一回目。
 
 
 

 
ピンホール(巣穴)が結構ありますので、塗っては研いでの作業を何回か繰り返して、
 
完全に無くなるか気にならないところまで繰り返しやってみましょう。
 
ピンホール埋めのやり方は人それぞれのやり方があると思い、ボクのやり方だと
 
賛否両論ありそうでちょっと色々思うので書けないです。 意地悪ではないです。
 
 
 

 
ボクはセッカチなので、一般的にFRP製品などは熱で変形したりするので
 
ヒーターなどでの乾燥は絶対と言うくらいにお止めくださいって言うのが気に入らないので、
 
そんなのは気にしないでやっちゃいます。 上手にやれば関係ないもんねえ。。。
 
赤っぽい色は遠赤外線のヒーターです。
 
安易なマネはしないほうがいいと思いますがヒーターの使用は自己責任でご使用願います。(笑)
 
 
 

 
何回目か分かりませんが、蛍光灯の映り込みのところにプツプツとピンホールが見えますね。
 
 
 

 
塗っては研いでの作業を繰り返せばピンホールが消えてキレイになりました。
 
 
 

 
塗装作業に入ります。 先ずはマスキングです。
 
ダクト部分はシルバーを吹いた後にボンネット一枚にクリヤーを入れるので
 
予め足付けをしてからマスキングしましょう。
 
 
 

 
ダクト部分のマスキングには型紙の余分を一回り小さくして使うと捗ります。
 
 
 

 
車体色の#WV2のシルバーメタリックを塗りました。
 
 
 

 
そうしたらそ~っとダクト部分のマスキングを剥がします。
 
上手に剥がすには日常の煩悩を消し去り深呼吸を数回繰り返して大宇宙と一体になった瞬間が
 
ベストなタイミングです。
 
上手く出来なかった場合は今生は諦めて来生でリトライするか、墓参りをするなどして、
 
身の回りをもう一度見渡してから挑むと良いでしょう。
 
潔癖なつもりで心当たりもなく上手くいかなかった場合ですと、無意識の内に身体の真髄まで
 
エロが行き渡っていて手遅れの場合もあると思います。
 
兎に角、上手に剥がせないと色々と見苦しい仕上がりになりますので慎重にやって下さい。(笑)
 
 
 

 
上手にダクト部分のマスキングが剥がせたらクリヤーを入れましょう。
 
 
 

 
塗りたてホヤホヤでホコリなどが付かないように腰を引きつつビビリながら近づいて撮った画像。。。(笑)
 
 
 

 
翌日の画像です。 ちょっとした塗装のブツは後で取ります。
 
 
 

 
出来上がりました。 お外にて撮影。
 
 
 

 
作業の流れはこんなところです。
 
いい仕上がりだなあとか、イマイチだなあとかそれぞれあると思いますが、
 
ボクのところでは鈑金塗装の作業量に対して人出が足りないのでしばらくはコレと同じような作業は
 
受けられそうもないので、出来そうな感じがした同業者さんは自己責任でトライしてみて下さい。
 
作業料金は一連の流れをイメージした見積もりとか、やってみないとわからないなど、
 
割に合うとか合わないとかじゃなくてお客さんが良ければ掛かった時間分プラスαで頂いても
 
良いと思います。長くなりましたがこれで終わりです。
 
 
 

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