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180SX オールペイント #326 その8

つづきです。
 
車体の塗装へと作業は進みます。
 
 
 
DSC00506
 
塗装はルーフからバックパネルとAピラー下側までのドアの開口部を塗りました。
 
クオーターとステップ部分は同時には塗らないで後で塗ります。
 
まるっと一度に塗らない理由は集中力と体力がないので失敗のリスクを抑える為です。
 
ここ一番っていう時にはやると思うんだけど、寿命が縮んで早死にしそうなんで普段はやりません。(笑)
 
新しい車体色は日産のカラーナンバー #326 のソリッドの白です。
 
塗装のライフだと濃紺色系やその他メタリックと較べてもダントツの一位!だと思います。
 
調色は色データ通りに作りますが少量で作るより多い方が正確に出来ますので4Kg単位で調合しています。
 
ウチの店ではこの4Kg単位の調合で作られた#326で塗られている車体が多いので皆さんで共有しています。
 
補修時でも色合わせの手間もなくて、利便性含めとてもいいでしょ!
 
 
 

 
マスキングを剥いで天日干し。。。
 
 
 

 
ちょっと色が入っただけでワクワクしますネ!
 
 
 

 
これから塗るクオーターパネルもバリっとしていますネ!
 
 
 

 
上手に塗れました。。。
 
 
 

 
塗装は昔ながらのソリッド色をクリヤーと混ぜながらの濁し吹きです。
 
ボクの思うところだとソリッドのペイントはコレが最強です。
 
表面はクリヤーの硬度と艶があり、劣化などで色褪せや艶が無くなっても
 
ちょっと磨けば鮮やかな色が出てきて、且つ、2コートソリッドのような
 
ラッカー系とウレタン系の後々の素材の相性及び収縮率の違いからくるクリヤーの剥げなどが
 
おきないっていう所がお気に入りです。
 
ソリッドオンリーより表面寄りに硬度が高いクリヤーを配合することで、
 
艶も良いのが素晴らしいです。
 
なので、ソリッド色はいつもクリヤーを使った濁り吹きで仕上げています。
 
デメリットはちょっと面倒くさいところだけかなあ。。。
 
 
 

 
角度を変えて撮ってみたところ。。。
 
 
 
 

 
ステップの下側は過剰品質を意識してたっぷり目のキンキンの艶に仕上げます。
 
この辺は新車でもケチをしているんだと思うけどお情け程度の塗膜で、艶もなくお粗末な感じが
 
個人的にとても気に入らないのでこの部分は手抜きをしないで厚めに塗っています。
 
ここがキレイだと気持ちいいんですよ。。。
 
 
 

 
ラジエターサポートは簡単に塗っちゃいましょう。
 
 
 

 
色々張りきって脱着すると気持ちもいいんですが、脱着取付の手間を考えても余り
 
報われない感じで、車種によりますが経験上このくらいで充分だと思ってます。
 
 
 

 
ドアは裏表を一度に塗る事も出来ると思うんですが、安定感のある最初は裏側のみで。。。
 
 
 

 
こちらはリアゲート。 これも裏側のみの塗装。
 
つづきます。
 
 
 
 

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