Lightning Blog

R30スカイライン 純正水温計の動きがおかしい

 
エンジン載せ替えが終わり、順調に走っていたはずのスカイラインでしたが、
 
「純正水温計の動きがおかしい」ということでいろいろ試してみます。
 
通常は純正水温計の針の位置は中央あたりで安定するのですが、よく動きます。
 
走ると下がり、止まると上昇します。
 
サーモは新品、センサーも新品、クーラントが汚れていたので交換しました。
 
LLCの滲みも直しました。
 
 
 
38-DSC01562
 
このメーターの針がヒーターファンを回すとオーバーヒートしていると思うほど跳ね上がります。
 
普通はヒーター回せば下がると思うのですが・・・
 
 
 

 
後付けの水温計で実水温も測りましたが数値は正常値(アイドリング~通常走行で80~90度)です。
 
オーバーヒートではありませんでした。
 
載せ換え中に何かやったことは・・・
 
思い当たるのは、オーナーのご希望でアーシングキットを取り外したことくらいです。
 
これは単純に電気的なもの、という判断で、
 
アース不良を疑いバッテリーのマイナス端子からつながる太いアースケーブルを点検します。
 
すると、本来マイナス端子~ボディ~エンジン~またボディとつながるアースが、ボディに落ちていません。
 
1本のアース線の途中にボディアースとして繋がると思われる部分の端子が切断してあり、
 
直接エンジンに接続してあることが分かりました。
 
わかりやすい話でした。
 
 
 

 
この端子の切断作業は社外のアーシングキットを取り付ける際に行う作業のようで、
 
純正のボディアースを使わない構成になっているようです。
 
無加工の純正アース線とアーシングキットを取り付けたら元通りに純正水温計が安定するようになりました。
 
 

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