「車体の後ろの方からオイル漏れがあるのですぐ見てほしい。
また4WDの警告等も点灯する時があった。」との連絡をいただきました。
「治るまで乗らないから」ということなので早速預かることになりました。
リアデフ付近から漏れているのはわかったようですが、どこからどんなオイルが出ているのか分からないとのことです。
リフトで上げて下廻りを点検します。
そのままの状態ですと、ほんとにどこから漏れているか分かりません。
トランクルームにある4WDの切り替え制御オイルタンクです。オイル残量が少ないです。
警告灯点灯はこれが原因と思われます。
漏れているオイルの色や匂い、手触りでも判断します。
4WDの切り替え制御オイルということが分かりましたので、
デフケースの上部にある4WD切り替えのポンプ(アキュムレーター)周辺を点検します。
ポンプに電源を送り、漏れ箇所を探します。
圧力スイッチらしき物自体からオイルが漏れていることが分かりました。
(2つの円柱状部品の右側にある黒い小さい部品です)
このスイッチだけ交換すれば簡単に治ると判断しましたので、
調べてみると、この部品単体での販売はしていない事がわかりました。
では、ポンプAssy.だとどうなのかというと25万円位もするようなのです。
今回はセンサー含めて現在より程度の良さそうな中古ポンプへの交換で対処することになりました。