作業を始めると、結構大変でした。
タービンを交換した車両が2台。慣らしをしながら、街乗りで頻繁に使う領域のマップを作っていきます。
180SXとS15シルビアはともにレイテックを使用しています。
データ内容は全く違います。タービンサイズの違いもありますが、
アイドリングから4000rpmまでの低負荷時が全く違うこの2台。
180SXは、すごく素直なデータ変更で対応できました。
乗りやすくなるまでに時間がかかりませんでした。とても良い感じです。
慣らしが終わったので少し負荷をかけましたが、ブーストが0.6kしかかりません。
1.0kは掛けたいので、ブーストコンローラーを取り付けることに致します。
S15シルビアは、スロットルスプリングが柔らかいのか、
インジェクターの反応がよすぎるのか、ちょっとした振動であらゆる制御がよく働く。
街乗りセッティングは大変でしたが、かなり乗りやすくなりました。
慣らしが終わり、ブーストを掛けるところからは、全開時を含めて容易にセッティングできました。
そしてこの車は速いです。
使用するギアにもよりますが、4000rpm以下でフルブーストがかかり、7000rpm以上まで気持良く回ります。
GT2860R-A/R.86は同じ価格帯であるGT-SSより、こちらのほうが断然良いと感じました。
余裕はないのですが、個人的なところもドサクサに紛れて・・・
ECUは簡単に変更しておきました。NAエンジンなので速くないですが、普通に軽快です。
ステージアはTRUST e-manage Ultimateのセッティングを依頼されました。
サブコン本体はオーナー様の取付によるものですが、
接続ハーネスに触れたときにアイドリング回転に乱れがありました。
一度ハーネス他をチェックするところから始めます。
取り付け待ちのこのタービン。車格に合わないくらいのハイパワーとなりそうです。
ECUのデータ変更はもう少し後で。エンジンにも少し手を加えて普段の乗り易さも考慮します。
このあとまだ続きますが、結局楽しんでいますという報告となりました。