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レガシィBE5 ブーストがかかり始めるとエンジンが吹けない

 
2年ほど前に、ECUデータの調整をしたレガシィです。
 
このところ、ブーストをかけると5000rpm付近からエンジンが吹けなくなる、という相談を受けました。
 
 
 
試走してみると、たしかにエンジン回転がキレイに上昇しません。
 
 
 
ECUデータが、何かの拍子に変更されてしまったのかと思い、
 
まずはそこから点検することにします。
 
 
 
DSC07001
 
データは正常でしたので、他に原因があると思い、車両全体を点検します。
 
エンジンルーム内の配管、センサー、バルブ等は正常に機能している様子です。
 
 
 

 
下廻りを点検したところ、
 
ブースト圧を制御しているバルブと繋がるシリコンホースの一部が
 
ドライブシャフトと干渉して、ホースに穴が開いていました。
 
 
 

 
圧力制御に変更されている、こちらの様な車両の場合は、
 
ホース1本からの圧力漏れで、大きく調子を崩すようで、
 
規定圧力が掛からないことで、
 
エンジンが吹け上がらなくなることは多々あります。
 
今回も、それが原因のようです。
 
 
 

 
ホースを交換したことで、高回転まで吹け上がることを確認できました。
 
垂れていたホースは、耐候性のインシュロック数本で固定しましたので、
 
今度は長持ちしそうです。
 
 

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