WRX-S4のお客さんから
「富士スピードウェイをスポーツ走行した後で、ブレーキペダルがふかふかになって効かなくなった」
とのお話をいただきました。
走行終了時に出た症状で無事に帰ってこれたのですが、ベーパーロックですね。
車体に対してブレーキシステム自体の性能が不足していること、
またブレーキフルードの交換も今までに頼まれたことがなかったので
ホースとフルードを交換して対処しました。
それから特に不具合もなく走行会にも参加できていたのですが、
丁度そのころ別のお客さんから「チタンプレートが熱を通さなくていいみたいよ」と聞きいたので
ネタで試しに「チタン製のパッド用シム」を作ってみました。
純正品と同形状で張り替えるだけで熱伝導し辛くなるとのことです。
市販品でも販売されているようですがフロント用のみの販売ということでしたので
リア用もセットで作ります。
材質はチタン合金を使いました。
純チタンよりも熱を伝えにくいようです。
取付はオーナーさんによるものです。
フロント用はこんな感じで洒落た焼き色などはありません。
これを装着してからFSWを走ってもらってから
ベーパーロックは起こしていませんので効果がないわけではない・・・。
症状が出る前につけていてほしかったですね。
おまじないパーツとして作ってみたという報告記事になってしまいました。
一つ分かったことは、ペダルフィーリングはシムを装着しない方が良いということでした。
チタンは硬いイメージなのですが…